日本のコーヒー消費量は世界〇位?

地球儀の画像 コーヒー

今日、何杯コーヒー飲みましたか?

こんにちは、カフェ開業したい会社員shoです。

突然ですが、今日何杯コーヒーを飲みましたか?

朝の一杯、コンビニコーヒー、缶コーヒー

……気づけば日常のあちこちにコーヒーが溶け込んでいます。でも「日本って世界的に見てどのくらいコーヒーを飲んでいる国なの?」と聞かれたら、意外にわからないですよね。

「なんとなく、イタリアやフランス、イギリスなどのヨーロッパ諸国は多そう」

くらいではないでしょうか。

ICOの最新統計を読み解いて、日本のコーヒー事情を一緒に見ていきましょう!

コーヒー消費量ランキング

さっそくデータを見てみましょう。ICO(国際コーヒー機関)の2023年統計によると、世界のコーヒー消費量ランキングはこのようになっています。

順位消費量(千袋)
1アメリカ23,457
2ブラジル23,051
3ドイツ7,462
4日本6,670
5インドネシア6,114
6フランス5,686
7イタリア5,259
8ロシア4,587
9エチオピア3,783
10フィリピン3,501

(参考:全日本コーヒー協会 統計資料 「世界の国別消費量」 2026年4月1日)

一位、二位は僅差でアメリカ、ブラジル。アメリカが一位なのは意外でしたね。ブラジルは世界一のコーヒー豆産地として有名です。消費量もこのように多くなっています。

なんと日本は四位。ドイツに次いで日本が世界4位とは正直意外でした。コーヒー文化が根付いているヨーロッパの国々を差し置いてのランクインです。

ただ同時に「これって人口が多いだけじゃないの?」という疑問も頭をよぎります。日本の人口は約1億2千万人。フランスやドイツと同じ土俵で比べれば、総量は多くなりそうです。

そのため、次は一人当たりのコーヒー消費量を見ていきましょう。

一人当たりのコーヒー消費量ランキング

今回のランキングは先ほどの消費量を人口で割ったもの。一人当たりの消費量ランキングです。

早速見てみましょう。

順位消費量(kg/人/年)
1ルクセンブルク22.5
2スイス9.7
3フィンランド9.6
4スウェーデン9.3
5ノルウェー7.2
6デンマーク7.1
7ベルギー6.9
8オーストリア6.5
9ブラジル6.53
10コスタリカ5.61
17日本3.2

(参考:全日本コーヒー協会 統計資料 「世界の一人当たりコーヒー消費量」 2026年4月1日)

一位は圧倒的な差をつけてルクセンブルク。こちらについては後の章で解説します。

やはり上位はヨーロッパ諸国。コーヒー文化が良く根付いているのが分かります。

消費量一位のアメリカも一人当たりの消費量はそれほど多くないようですね。

さて、日本は消費量4位だったものの、ヨーロッパ諸国に比べるとだいぶ少ないですね。これは「コーヒー以外にも日本茶などの文化があるから」や「ヨーロッパ諸国がポット単位でコーヒーを用意するのに対して、日本は1杯分ずつしか用意しないから」ということが一般的に言われています。

一日あたりの消費量

先ほどまでは年間あたりの消費量を見ていきましたが、あまり実感がわかないですよね。

そのため、一日あたり何杯コーヒーを飲むかに置き換えてみましょう。

順位杯/人/日
1ルクセンブルク6.2
2スイス2.7
3フィンランド2.6
4スウェーデン2.5
5ノルウェー2.0
6デンマーク1.9
7ベルギー1.9
8オーストリア1.8
9ブラジル1.8
10コスタリカ1.5
17日本0.9

(参考:全日本コーヒー協会 統計資料 「世界の一人当たりコーヒー消費量」 2026年4月1日)

※一杯当たり10g換算

日本は一日当たり約1杯であるのに対し、スイスは3杯近くの値です。

平均が3倍近くあるのは大きな違いですね。やはり文化の違いを感じますね。

ルクセンブルクのコーヒー事情

ルクセンブルクという国、どこにあるかご存じでしょうか。

ルクセンブルクはドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた小さな国。

Map data From OpenStreetMap

先ほどの統計資料を見ると、ルクセンブルクは二位のスイスを2倍以上離して、圧倒的な一位。

しかし、実は「ルクセンブルク人がたくさんコーヒーを飲んでいる」というわけではなく、統計上のカラクリがあるんです。

主な要因は2つです。

まずは税率の安さです。コーヒーにかかるVAT(付加価値税)はルクセンブルクでは3%ですが、ベルギーは6%、フランスは5.5%、ドイツは7%。さらにドイツはコーヒー税まで上乗せされるため、近隣国の人々にとってルクセンブルクで買う方が明らかに安いというわけです。

次に越境通勤者の存在。人口の約3分の1にあたる数の越境通勤者がおり、彼らが職場で消費するコーヒーもすべてルクセンブルクの消費量として計上されます。

つまりこの数字は「ルクセンブルク人がよく飲む」のではなく、「ルクセンブルクでよく売れる・消費される」という統計の結果なのです。

まとめ

さて、日本のコーヒー消費量を中心にいろいろなデータを見てきました。日本の消費量自体は世界的にも多いものの、一人当たりで見るとヨーロッパ諸国と比較して半分ほどしかありませんでした。

統計資料を見てみると興味深いコーヒー事情が浮き彫りになりますね。

あなたは一日に何杯コーヒーを飲みますか。

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